センター長メッセージ
2024年に日本語教育の推進に関する法律が施行され、日本語教育が担う社会的な役割はますます大きくなっています。
2011年設立以来、日本語教育センターは、どのように本学の国際化、そして本学が目指す「新たなグローバル・リーダー」の育成に役立つのかについて模索しながら、日本語教育の実践を行ってきました。
留学生の日本語学習ニーズに対応するレベル別科目や初級レベルから履修可能なコンテンツ科目といった正課科目、立教独自の漢字検定試験、日本人学生と留学生が協働して行う、初級レベルから参加可能なスピーチコンテスト、日本語学習を支援する日本語相談室、短期日本語プログラムといった正課外の活動など様々な取り組みをしています。
日本語教育センターが、これらの活動を通じて目指しているのは、専門領域での学修や日常生活の中で、留学生と日本人学生が共に学びあうことができる環境の創出です。学んだ日本語を生かして留学生が個性と能力を発揮し、日本人学生とも学び合い、留学生にとっても日本人学生にとってもグローバル人材としての実践の場となる機会を広げていきます。
大学という場で、留学生と日本人学生が協働する経験を日常的に持つこと、その経験から得られる様々な気づきや学び、姿勢、態度は、キャンパスの外でも応用でき、各学生の人生を豊かにし、そして社会を豊かにする力になります。
教職員が良いチームワークで、日本語教育センターとして大学の教育に貢献していきます。日本語教育センターへのご支援、ご協力のほどお願い申し上げます。
日本語教育センター長
丸山 千歌
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